現在、私は大阪にある株式会社ウィズで働いています。ウィズは、福祉用具を取り扱っている会社で、ベッドや車いすなどのレンタルや販売を行っています。また、住宅改修といって、家に手すりをとりつけたり、和式トイレを洋式トイレに変えたりなども行う会社です。そこで営業事務としてレンタル契約のための準備や処理や申請書類の作成などをしています。
高校時代、進路の話が出るまでは、自分が何をしたいのか真剣に考えたことがありませんでした。で、どうしようかと考えだしたとき、新たに神戸学院大学に福祉の学部ができることを知りまして、一緒に暮らしている祖父が足に障害がありましたので、自分の生活の中で感じたことが活かせるのではないかという思いで、総合リハビリテーション学部に興味を持ちました。 それと同じ時期に、祖父のために家のトイレやお風呂に手すりをとりつけたりしまして、それまで、介護を行うことだけが福祉だと思っていたのですが、障害者の方が、住みやすい住宅になるように考えることも福祉だということを知りました。将来、障害者の方が生活しやすい環境を作っていくことに関する仕事に就きたいと思い、総合リハビリテーション学部の社会リハビリテーション学科に進学することを決めました。
総合リハビリテーション学部の社会リハビリテーション学科は社会福祉士をとるための勉強を基本としていましたが、それだけではなく、パラリンピックという障害者の方のオリンピックに出た方の話が聞けたり、福祉用具の検証をしたり、家の図面を見てどうしたら車いすを使っている方が生活しやすくなるかを考えたり、片手が使えないことを想定して料理を作ったりする講義もありました。 大学を卒業して、会社に入ってからわかったのですが、同じ福祉関係の学部でも神戸学院大学のように設備が整っていて、福祉用具の講義がある大学は少ないそうなので、恵まれたところで勉強できたことは、良かったと思っています。 また、大学では車いすバスケットボールサークルをたちあげて、実際バスケットはあまりしていなかったのですが、文化祭で模擬店を出して盛り上がりました。大学は楽しいこともいっぱいあります。
そのほかに、社会リハビリテーション学科では、実習に行くのですが、施設や病院だけでなく、海外研修や、福祉用具を扱っている企業に行く人もいました。私は3回生に福祉用具を扱っている企業に実習に行ったのですが、それが、現在働いている会社でした。実習で実際にどんなところか、どんなことをしているのかを知ることができて、自分のやりたいことができる会社だと思いました。それも、実習があったからこそわかることができたと思います。
会社に入社して、やっぱり覚えなくてはいけないことがいっぱいあるのですが、大学で学んだこと、他の人が学べていないことも知っていることは、自分の強みになっています。